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2008年7月 7日 (月)

研修での拍手

通常、講演のスピーチでは、話の内容もよく、話し方も上手だと、話が終わった後に、自然に拍手が起こります。これが研修となると、講師の先生が登壇されるとき、司会者がまるで、イベントであるかのように拍手を強要したりします。夏目漱石の「坊ちゃん」には、「(坊ちゃんが)教場へ出ると生徒は拍手をもってむかえた」との記述がありますが、本当は、このように受講生が期待をもって迎えたとき、自然と巻き起こるのが「拍手」であるべきです。

もともと「拍手」というのは、西洋から輸入された習慣であり、日本では雅楽、能、狂言、歌舞伎などの観客は当時、拍手をしなかったようです。西洋人が音楽会や観劇のあと「マナー」として、拍手しているのに倣ったのでしょうか、明治中期以降に劇場などから一般化したものと思われます。

研修中の演習で、グループワークのとき、代表者が発表したりすると、決まって拍手をします。これは、話の内容の良し悪しに関係なく、発表したことに対する拍手で、講師の先生が先導したりするから、形式的なもののようです。

きょうの研修は、外部講師の先生でしたが、「拍手の大きさ」についてコメントされていました。それは、発表を聞いて、なるほどと思えるなら「大きな拍手」を、そうではないときは、拍手の大きさで応えなさい、というものです。これにより、発表者は「ただ発表すればよい」という考えから、「発表に値することを、まとめて発表するのだ」という考えに立つそうです。

グループの代表者は、たまたま「発表する」役柄から、正に「代表」としての自覚をもたねばなりません。ある意味、モチベーションがかかったいい研修だなぁ、と思えました。

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