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2008年6月30日 (月)

嫌われる上司No.1・・・優柔不断

ごう慢な上司に、優柔不断な上司。言うことを聞いてくれない上司に、怒りっぽい上司。嫌われる上司にはいくつかの傾向があるそうですが、アメリカの大手人材開発コンサルタント会社「DDI」が、ホワイトカラー(サラリーマン)対象にした「部下が最も困る上司の態度は何か?」の調査結果がでていました。

これによると
1位:目上の人に八方美人
2位:部下に裁量権を与えない上司
3位:もめごとを無視する上司
4位:ごう慢な態度 (男性に多い傾向)
5位:優柔不断な上司
6位:衝動的な態度をとる上司
7位:仕事を他人に任せられない上司 (女性に多い傾向)
8位:短気
9位:頑固
10位:プロ意識に欠ける

これは、あくまでもアメリカにおける上司の傾向で、年功序列の評価がながかった日本の事情とは異なるかも知れませんが、皆さんは、いくつかの点で思い当たるフシがあるのではないでしょうか?

この前、樋口祐一さんの「頭がいい上司の話し方(祥伝社新書)」を読んでいましたら、嫌われる上司の代表的なものとして「カラ威張り上司」、「面子にこだわる上司」、「何でも自分の手柄上司」などを上げられていましたが、部下に嫌われる上司に共通するのは、論理でなく「感情」でものをいう点だそうです。

私たち、研修部署で、いつか社内でモニタリングしたときは、嫌われる上司No.1は「優柔不断な上司」でした。やはり、年配の上司の方には、論理思考に欠ける人が多いといわれていることと附合しているようです。

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2008年6月23日 (月)

誉めて、叱る

最近の管理職は、部下の誉め方や叱り方を知らない人が多いと言われます。弊社でも、部下指導や部下育成の研修は、定期的に行っているのですが、上司と部下の世代が離れている場合は、「わかってくれているだろう」という気付きのコミュニケーションに期待する上司と、「言ってくれればよかったのに」というロジックに物事を考える若者世代とでは、ギャップがあるようです。

「俺について来い」のリーダータイプの人は、叱り飛ばすのは上手ですが、こと誉めるとなると、急に苦手意識が台頭してきて、誉めることに躊躇するというか、部下の欠点ばかりが目について、いいところを見てあげることに慣れていないからでしょうか、誉め言葉が頭に浮かんでこないようです。

一方、リーダーシップを発揮できないマネジャータイプの人は、チームのメンバーとうまくやっていきたいので、人の嫌がることをいうのを差し控え、叱るなんて、考えたことがなく、何とか部下をオダテ上げて、仕事をしてもらいように、人を誉めて、使うようにします。

ちょっと極端に言い過ぎたかも知れませんが、分かっていただきたいことは、リーダータイプとかマネジャータイプのどちらかで、とどまって欲しくないのです。あるときは強烈なリーダーシップを発揮し、反面、マネジメント能力も持ち合わせているのが、理想です。

ここでは、誉めることができて、叱ることもできる管理職を求めているわけですが、それは難しいとおっしゃる御仁に、「誉める、叱る」の使い方をお教えしましょう。この前も研修のとき、挨拶に立った事業本部長が言っていたのですが、誉め方、叱り方は、「誉めて、誉めて、誉めて、叱る、そして誉める」のだそうです。あなたも実行してみては如何ですか?

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2008年6月16日 (月)

面白くなければ研修ではない

欧米では、TRAINING WITH AMUSEMENT(研修は楽しく) といって、講師の先生は、研修の進め方に工夫をしていて、いつもジョークを飛ばしながら、研修の合間に、ゲームを交えて、絶えず受講生を楽しませながら、研修をされると聞いています。

わが国でも、最近は、アイスブレーキングと称して、スタート時点で、ちょっとしたゲームで受講生を和ませてから講義に入ります。そして、講義一辺倒の座学研修は少なくなり、楽しめる演習を多く取り入れられるようになりました。

ただ、受講生を楽しませることに重点を置きすぎて、肝心の内容が乏しくなるケースも時として見られます。大手研修機関で主宰されている公開セミナーなどは、様々な企業から、いろんなレベルの人が集まるわけですし、研修効果を云々しなければ、それはそれでいいのかも知れません。

ところが、外部講師を派遣してもらって実施する企業内の集合研修では、ちょっと事情が異なります。私たちはそれなりのレベルの人を集めて実施しますので、いくら楽しい研修であっても、内容が伴っていないと、時として受講生から厳しいコメントをアンケートに書いてくるのです。

この前も「アサーション(自己表現)トレーニング」の先生に、もう少し本質を見据えた研修をお願いしたところ、「あまり、学術的なことをいれても面白くないでしょう?」といわれましたが、アサーションは理論であり、それを分かりやすく、いかに楽しく理解してもらえるか、工夫をして研修するのが、プロの講師ではないでしょうか?

この先生は、「面白くなくては研修ではない」と思っておられるのでしょうが、「面白いだけでは研修ではない」こともわかって欲しいと思いました。

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2008年6月 9日 (月)

同窓会は幸せな人の集まり?

久しぶりに学生時代のクラブのOB会に参加して来ました。学校を卒業した人の集まりや会社を辞めた人の集まりは、参加者の生き様に興味があるというか、一緒に過ごしていた頃のイメージと違った面がうかがえるので、できるだけ参加するようにしています。

私の好きな集まりは、集まって単に飲み食いして終わりというのでなく、現在、その分野で活躍している卒業生や、新しい仕事をしている人に講演をしてもらうという、参加者に飲み食い以外のものを用意してくれているタイプのもの好きです。

よく「同窓会やOB会にでてもつまらない」という人がいますが、なにか自分の殻に閉じこもったままでおられるような気がして、どうしてもっと前向きに、視野を広げて、新しいことを発見する喜びを見出すことをされないのか不思議です。

考えてみると、この種の集まりに参加してくる人は、「家族があり、仕事があり、健康でいる」と3つが揃っているから、こられるのかも知れません。きっと、十分は幸せだと感じているからこそ、人様の前に顔を出せるのだと思います。

学生時代に勉強した「サルトルの実存主義」の中に、「人間は、他人に話すために生きている」というのがありました。人に話すことの必要がなければ、いい仕事についたり、心を磨きこんだりすることもないのかも知れません。人に見られることがなければ、着飾ったり、家族と幸せにいることないのかも知れません。

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2008年6月 2日 (月)

なぜ(-)×(-)=(+)なのか

学習の4段階は「知る」→「わかる」→「できる」→「やる」です。研修のたびに、よくいわれることは、この「知る」から「やる」までの段階には、それぞれ大きなギャップがあり、どんなことでも学んだことを、実行して成果をださなければ、研修の効果は出てきません。

「知っている」と「わかっている」の段階でも、大きな違いがあります。先生の講義を聞いていて「そんなことは知っている」という人は、そのことが、本当に「わかっている」のか訊ねられたら、答えられない人が結構います。

卑近な例で、(-3)×(-4)=?と訊ねられたら、誰でも「12」に決まっていると答えます。それは(-)×(-)は(+)になるということを「知っている」からです。では、なぜ(-)×(-)が(+)になるのか、と問われたら、あなたは、どのように答えますか?

「そんなものは、数学の公式で決まっているから」というのは、「わかっている」という答えになっていません。あなたのお子さんに「どうして(-)×(-)は(-)でなく(+)になるのか」分かりやすく説明してあげるとしたら、どのように答えますか?

「パパの髪の毛は、毎日3本づつ抜ける(-3)、4日前(-4)には、12本残って(+)いたんだよ」とでも答えますか?

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