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2008年5月26日 (月)

賢者は愚者に学ぶ

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず。」というのは、確かビスマルクの言葉です。前のフレーズは「愚者は体験に学び、賢者は先人に学ぶ」とも訳されていますが、私は、後の「賢者は愚者に学び、愚者は賢人に学ばず」のフレーズの方が風刺が効いていると思います。研修においても、同じことが言えるからです。

どんな研修でも、必ずといっていいほど、さめた態度で受講する人が、クラスに一人か二人はいます。そのような人は、先生の講義を聞いていて、「あゝ、そんなことは知っているよ。つまらない講義だなぁ」と決め付けて、時間が経つのを、ただやり過ごします。

日頃から、人の欠点ばかり指摘する癖がついているのか、人のいいところを見ようとしません。悲しいかな、人のよいところが見えないのです。人の欠点を見つけたって何の得にもなりません。きっと、自分に自身がないから、相手を見下すことで、対等にいられると思い込んでいるのかも知れません。

たとえ、その先生の講義が面白くなかったとしても、だったら「どうしたら面白い講義ができるのか」考えて欲しいです。「自分ならこうする」といった対案を考えることなく、研修を遣り過すことは、なんの進歩もないのです。もう少し謙虚になって受講してみたら?と言いたいです。

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2008年5月19日 (月)

講師コメント

弊社では、外部研修機関から講師を招聘して研修を行った場合、必ず終了時点で講師の先生から研修実施結果報告として「講師コメント」をいただいています。報告を依頼している項目は、受講態度、理解度・習得度、改善点など具体的に書いていただき、その他、営業・講師・業務・事務局への報告があれば併せてご記入いただくフォーマットになっています。

最近、そのことで気がついたのですが、講師の先生によって、所感が違っていて、厳しい見方をしていただける先生と、そうでない先生では極端に違っているのです。同じ先生で、同じ講座を数回にわたって実施することがありますが、毎回、当たり障りのない、同じようなコメントをされてくる先生もいらっしゃいます。

弊社では研修中は、誰かが事務局を勤めているわけですが、自分たちと違った角度から見たご意見を期待しています。ですから、このような無味乾燥的のようなコメントを平気で何度も書かれる先生に対しては少々疑問に思うことがあります。受講生に対しては結構、指導できる先生であっても、的確なコメントひとつ出来ない先生って、いったい何なのだろうと考えてしまいます。

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2008年5月12日 (月)

研修は何のためにやるのか

先日、ある事業部主催の教育トレーナー研修がありました。そのとき最初に挨拶に立たれた事業部長の話が印象的でしたので、ご披露することにしました。といっても、難しい話ではなく、ごく基本的なことで、代えってインパクトがあるものでした。

それは、「研修は何のためにやるのか」ということです。皆さんは、きっと「なぁ~だ」と言われるかも知れませんが、いきなり受講生に問いかけられたのです。「自分に必要なスキルを習得するためなのか」「自分にかけていると思われる能力を補うためなのか」それとも「モチベーションをたかめるためなのか」など、受講生側からの意見です。

主催者側からすると、それも間違った見解ではないのですが、その考えを一歩すすめて、研修は自分の業務に活かせる何かをつかむために行っているものなのです。事業部長は「きょう得たことを1つでもいいから、業務に戻ったときに、活かせるように受講して欲しい」というメッセージを送っていました。

スキル習得のための研修でも、結構、実習を入れているのですが、いわれてみれば、それらの実習は、新しい知識や理論を体得するための演習が多く、実際の業務を想定した実習はすかなかったように思います。現場での教育がOJTとするなら、スキル習得の研修はOff-JTというより、Off-JTとOJTの中間に位置するものでなければと、思いを新たにしました。

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2008年5月 5日 (月)

今年の新人は<カーリング型>?

先週、新卒社員の導入研修が、無事終了しました。彼らの言をかりれば「期待と不安を胸に、それぞれ配属先に」つくことになります。毎年、新人さんを迎えて研修をさせていただくのですが、その年ごとの、傾向というか、全般的にみると、何らかの特徴を感じます。

もちろん、採用時に、人事部門の方針として、今年は、このようようなタイプの人をとるのだといったものがあり、その影響もあるのかも知れませんが、ずっと一緒にいる機会が多いと、なんとなく彼らのイメージというものが、出来上がって来るのです。

ちょっと前になりますが、社会生産性本部から、発表された「平成20年度の新入社員のタイプ」は「カーリング型」で、曰く『新入社員は磨けば光ると、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。』とありました。

自社の場合、私たちの研修方針として、あまり彼らに手をかけず、むしろ、彼らに自主的に物事をすすめてもらうやり方ですので、少なくてもこの1ヶ月では、こういった傾向は見られませんでした。もっとも、私たちは例年のことながら、彼らを「真っ白白で、彼らの先輩社員と比べ、誰よりも吸収力があり、冒険好きで、いたずらっぽくて、可能性に満ち溢れている集団」として見守るようにしているからなのかも知れません。

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