« CC | トップページ | ビジネス・マナー »

2008年3月31日 (月)

ペーパーレス時代

コンピュータが普及し始めた頃、これからはオフィスはペーパーレス時代を迎え、書類の山から開放されるといわれていました。確かに、保存資料は、データで保管され、ファイルを作る必要はなくなりました。日常生活でも、キャッシュカードの普及はもとより、ネットバンキングをはじめ、携帯からも、あらゆる情報にアクセスできて、コピーすることは少なくなりました。

ところが、実際のところ、オフィスでは、紙のゴミ量は増えているのではないでしょうか?これは、保存資料の償却のゴミではなく、インターネットからダウンロードしたコピーや、指示書を打ち出したコピーで、恒久的に保存するものでなく、一時的に使用するための資料なのです。これらは、すべて、その役割が終わった時点で、捨てられる運命にあるわけです。

それに、ファイルで作成した文章を人数分コピーしたあとで、一部に間違いがあることがわかり、修正してコピーのし直しというケースもあります。コピー機があるおかげで、いつでも直せるといった安易感があるのかも知れません。これを防ぐためにも、作成した文書を、大量のコピーをする前に、テスト的に打ち出してアカをいれる必要があるわけです。

コンピュータの普及で減るはずの紙の量が、なぜ増えたのかと考えると、どうやら人間は、紙に打ち出して、肉眼で見ない限り、間違いを見抜けないように思えます。「データをパソコンの画面でみればよい」といわれても、液晶の画面では、「絵」にしか見えないのかも知れません。

それが証拠に、営業マニュアルなどは、本社からデータで、全国の支店・営業所に送っても、誰一人、データだけで、見ている人はいなく、みんな個人個人でプリントアウトとして、紙焼き資料として持っているのです。本社では「ペーパーレス時代」だといって粋がっていても、現場では紙焼き資料が必要で、個人個人でプリントする手間や印刷費を考えると、むしろ最初から印刷にして配布する方がコスト的にも有効と思えるのです。

|

« CC | トップページ | ビジネス・マナー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172484/40689670

この記事へのトラックバック一覧です: ペーパーレス時代:

« CC | トップページ | ビジネス・マナー »