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2007年12月24日 (月)

ハケンの品格

最近は「国家の品格」「女性の品格」など「品格もの」がよく読まれるようになりましたが、「ハケンの品格」も今年1月から3月にかけてテレビで放映され、派遣の方はもとより、派遣を受け入れている会社の方の支持を得たのか聴衆率は常時20パーセントを記録した人気ドラマでした。

ドラマのストーリーは、派遣社員として特Aランクを受ける大前春子(篠原涼子)が、社内の人間関係に追われつつも、与えられたノルマを淡々とこなすが、契約した事以外はしない。配属部署以外の部署の業務の手伝いは一切せず、役職者であっても直属の上司でなければ命令に従わない。休日出勤もしない、残業も一切しない彼女に、周囲はふりまわされつつも、徐々に認め始めるといったものです。

ここまでする「スーパー派遣」はいらっしゃらないと思うのですが、私は、彼女の所属部署の上司の上司で、営業部長の桐島敏郎(松方弘樹)の役柄に興味を持ってみていました。かって総務部に派遣として来ていた彼女を営業部に呼び寄せた張本人ですが、時折オドオドした態度をみせるが概ね気さくな態度で部下に接していて、明るく部下からしたわれるよき上司です。

派遣社員の能力を認めるだけの度量と能力があり、会社組織を維持するために派遣社員と正社員を明確に区別する確固たる信念をも持ち、社員と派遣の区別がつけられない部下を一度は切り捨てる冷徹な面も持ち合わせる、いわば「スーパー上司」です。

わが社でも接客部署やコールセンターは、ほとんどが派遣で構成されていて、単なる応対のスキルを教えるだけでは上司は務まらなくなっています。能力的には派遣の方が優秀であったり、時には気遣いが必要であったりします。「会社は家族」とまでは言いませんが、わが子を愛情をもって叱り飛ばせるような上司の存在が望まれています。

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