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2007年9月25日 (火)

挫折の味わい

私は研修担当なので、あまり政治のことを書きたくないのですが、最近、巷では、二世議員が多くなり、人材がいないといわれています。なにもすべての二世、三世の方が、そうだとは言い切れないのですが、胆識のある政治家が出てこないのは、地元の「おらが先生」の選び方にも影響しているのかも知れません。

政治家の過程で育った彼らは、押しなべて、苦労を知らずに、ここまできたのだから、育ちがよくても、庶民の苦労などわかるはずがない、というのも当たっているかも知れませんが、大切なことは、裕福であれ、清貧であれ、今までにどれだけの挫折を味わってきたかにも夜と思います。

彼らが育っていく家庭で、いろんな難しい局面に出くわします。そのときに、親はもとより、周りの人が、本人が挫折する前に、手を差し伸べることが多かったのではないでしょうか。このことは、何も政治家の世界だけでなく、わたしたち一般人にでも当てはまることです。

昔と違って、みんなが裕福になったおかげで、手取り足取りの育て方が多くなったのではないでしょうか?おかげで大した挫折を経験せずに育った彼らは、言うことは立派で、自尊心は結構つよく、回り人から浮いてみえても、気に留めることもなく、どんどん仕事を進めてゆくのですが、ちょっとでも失敗すると、「もう俺はダメだ」と急に意気消沈してしまうのです。

挫折を知らない子供たちが、どんどん社会人になってくるのを、どう扱えばよいのでしょうか?

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コメント

いつも楽しみに拝読させていただいております。‘挫折’の経験の大切さ、とても考えさせられます。よく例えられるように挫折とそこから立ち直った経験が、竹の節のようにその人を強くするということかと思います。
私も最近慣れた仕事から異動になり、現在全く別の仕事を始めましたが、新人以下の自分のレベルに日々挫折感を味あわされます。
しかし、これが経験や力となり、いつか自分を一回り大きくしてくれると信じて、今は耐える日々です。
飲み込みの遅い私のことですから人並み以上の成果を出すまでに3年はかかると覚悟しております。
さて、挫折で考えさせられたのが先日の相撲部屋の事件です。根性を鍛えるためにがまんさせるのか、どこかでは適性がないとあきらめさせるのか、私も子供をもつ親として、どう判断すればよいのか、亡くなった方の親の立場を考えると答えが出ません。
自殺する人が年3万人を超える日本。みんな弱くなった人ばかりであると同時に、挫折した者を支える人が少なくなっていると思います。
成果、スピード、数字と結果ばかりを急ぐ現代ですが、もう一度、親子の関係、友人との関係、職場での関係とお互いが他人に関心をもち、それぞれの個性を尊重しつつ、時間をかけてお互いに関係をよくするんだ、成長するんだという気持ちを取り戻すことができればと思っております。

投稿: Y.O. | 2007年9月28日 (金) 08時01分

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