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2006年9月25日 (月)

長時間働くのはバカ?

いまの時代は仕事の効率が求められていて、やれ「時間管理」だとか「時間活用」とか、いかに効率よく仕事をするかといった研修がうけています。

だからといって、いやな仕事を人に押し付けて自分はやりやすい仕事ばかりして帳尻を合わす人がいますが感心したものではありません。この手の人の口ぐせは「長時間働くのはバカだ」といって、なんとか時間内でスマートに収めているだけで、仕事の量とか質とかは問題外のようです。

私個人の考え方を言わせてもらえば、仕事の量が多ければ多いほど、いかに効率よく仕事を仕切る結果として、仕事のスピードも早くなり、仕事の質も高くなるのです。とにかく若いうちは、目先で考えると不利なことでも、喜んで前向きに取り組んでいってほしいと思います。

研修機関のオープンコースで色んな会社の方とお話しする機会があるのですが、成長している会社ほど、一生懸命みんなバカみたいに夜遅くまで働いています。そういう経験を積み重ねることで何事も短時間で仕上げることに上手になっていくのでしょう。

仕事の量をこなしてきた人は、その仕事のスピード、質、ともに優れていて、仕事に対する基礎体力があります。「そんなことは分かっている」と答えるいまの若い人には、どのように説明すればよいのでしょうか?

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2006年9月18日 (月)

自己否定ができる人

中途採用の責任者に聞いた話ですが、面接のとき、こちらから聞いてもいないのに、前の会社を辞めた理由を話したがる人がいます。そのような人は決まって「原因は自分にあった」といわず、すべて「前の会社が悪い」と、とうとうと理由を述べて自分を正当化するそうです。こういう人は会社を変わっても、また同じことをいうに決まっています。

仕事がうまくいかないのを会社のせいにして転職する人は、本当は100%前の会社が悪いとは考えていないと思いますが、自分にも悪いとことがあったと考えても、それは「ほんの少しだけ」で、100%自分がせいだと思う人はいるでしょうか?

採担の彼に言わせれば「やめる原因は100%自分にあった」と考えている人でないと、人材的に成長しないとのこと。極論でしょうが「自分が変わるつもりでないから、仕事する場としての環境を変えようとする人」は、会社だけ変わっても自分が変わらなければ同じことの繰り返しです。人は「できないところ」があっても、誰しも「できるところ」をアピールしようとします。仕事がうまくできなかった場合、自己否定して、どれだけ「自分のできなかったこと」を正視できるか、が成長のカギだそうです。

いつの段階でも「自分ができない」ことを認識していれば、「どうしたらできるようになるか」といろいろ考えるうち、いずれはできるようになるといいますが、果たして「自己否定できる人」はわが社にどれだけいるのでしょうか?

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2006年9月11日 (月)

見た目がいちばん?

人が他人に何かメッセージを伝えようとするときは、言葉を選び、話し方に気を付け、表情豊かに話すのがよいとされています。ところが最近ではメッセージを伝える人の「見た目」が時代をリードするキーワードになってきました。

私たちのプレゼンテーション研修やアサーショントレーニングなどに出てくる「メッセージの伝え方」では、話の内容や話し方よりも「見た目を大事にするボディランゲージが大半を占める」という教え方です。確かに選挙などでは政策や識見よりも候補者の見た目の印象に左右される傾向にあります。書店にも「人は見た目が9割」といった外観勝負の本が平積みされています。

思うに、いまの世の中、目に見える情報や出来事を追いかけることに明け暮れ、その奥にある「見えないもの」について考える余裕がなくなったように思います。テレビや雑誌、インターネットなどすべてが表に見えるものだけを提供する便利な世の中ですが、私たちはそれに馴れっこになり、見えない部分を想像する力を失いつつあるように感じます。

ですから、他人の苦痛や、その痛みに対する感覚も麻痺しがちです。視覚優位の傾向は強くなる一方ですが、研修では、「見た目がいちばん」ではなく「目に見えないものを見る」トレーニングでもあれば機会をみつけて実施したいです。

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2006年9月 4日 (月)

知識と行動のギャップ

私たちの会社では、一般社員向けとは区別して、管理職対象の研修を毎年行なっています。部課長対象のものと中間管理職(係長・主任)対象に分かれていて、各々が必須と選択制になっています。

内容的にはリーダーシップやマネジメントのスキルですが、最近はスキルよりも、そのスキルを実行に移す気づきを重視したマインド面を意識的に盛り込んだカリキュラムになっています。

というのは、事項される皆さんは管理職としてのスキルが求められていて、その知識を得ることも大切なのですが「いい話を聞いた」で終わるのではなく、明日からその知識を生かして実行してもらうための研修なのです。

それが現場に戻ると、相変わらず会議や資料作りに明け暮れ、率先垂範や部下指導に何ら変化なく、やるべきことはわかっているのに、なぜ「知識」を行動に移せないのか疑問に思います。

研修担当として、大きなことは言えませんが、私たちの研修目的は「知識を行動に変えるという考え方を強調すること」にあるのですが、受講される皆さんに、行動を起こす意欲や姿勢がなければ何も始まらないような気がします。

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